所長と所員によるブログ『今日も未来をゆく』

賃貸住宅未来研究所所長と所員が未来を求めてさまようコーナー。世の中の求める未来はSF映画にある様な「近未来」か、はたまた自然と共に生きる「共存」か・・・所長や所員が話題の場所に足を運び、感じたことを綴ります。

所員編

第42弾
未来の住宅保険

2019.03.07

未来研 所員の小杉です。
年度末も近づいてきました。4月から新生活が始まるという方も多いのではないでしょうか。新生活を迎えるにあたっては、公共料金の移行や役所への届け出等、様々な必要手続きや提出書類がありますよね。色々やらないといけないことが多すぎて、ついつい後回しになりがちな保険の加入や見直しもその一つ。
 
新生活で賃貸住宅を借りる際には、基本的な家賃・管理費、敷・礼金、仲介手数料等の支払手続きに加えて、住宅が受ける損害を補償する保険への加入が求められることが多いかと思います。
現在提供されている主な住宅保険は2種類、明治時代に発足された「火災保険」と1964年に発生した新潟地震を契機に1966年に発足した「地震保険」です。多くの賃貸契約では、火災保険の加入が締結の条件とされており、地震保険の加入も希望する場合は、火災保険に付帯して契約することになっています。
皆様は地震保険に入っていますか?阪神・淡路大震災と東日本大震災の両方を経験している私は未だに入っておらず・・・リスクに対する備えの必要性を感じている今日この頃です。
 
人生にあふれている様々なリスク。その万が一が起こった時のための保険。
社会が複雑化するとともにリスクも多様化しています。最近では、企業や組織に所属せず「フリーランス」として働く方の所得を最長70歳まで補償する、といった個人の多様な働き方に応える保険や、企業を取り巻くサイバーセキュリティ事故に関するリスクを補償する「サイバーリスク保険」等、時代毎のニーズに合わせて様々な保険商品が生まれています。
しかしながら、住宅関連の保険については、先にご紹介した「地震保険」以来、新たな保険が誕生していません。
 
先日読んだ短編SF小説に、こんな保険が紹介されてました。
主人公が加入した保険は「外にいる猫の鳴き声がうるさくて眠れない」「半年前に購入した食器の模様がもう剥げかかっている」「TV番組の内容が面白くない、不愉快」などといった日常生活のあらゆる不満事に対して、『不満を感じた』と一本電話をするだけで保険金が支払われる、といった日常生活の不満(損失)を補償する保険です。
さすがにTV番組の内容に対する不満への補償はどうかと思いますが(笑)、
賃貸契約時に火災保険や地震保険に加えて、例えば「住んでみたら、窓の遮音性が思った以上に低かった」、「排水管が詰まって困る」、などといった不満があった場合は、解約若しくは契約更新時に、不満の補償として家賃の一部が返還される!といった、入居後の『快適生活』を補償する保険があったら、入りたいと思いませんか?私は、こんな保険があったら、多少家賃を上乗せしてでも加入して、その物件に長く住み続けたくなるように思います!
今後の住宅関連の新しい保険商品の誕生に期待が高まります。

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