所長と所員によるブログ『今日も未来をゆく』

賃貸住宅未来研究所所長と所員が未来を求めてさまようコーナー。世の中の求める未来はSF映画にある様な「近未来」か、はたまた自然と共に生きる「共存」か・・・所長や所員が話題の場所に足を運び、感じたことを綴ります。

所員編

第20弾
2020年東京五輪の
“おもてなし”デザイン

2016.08.30

所員の野中です。
 
リオ五輪が終わり、4年後、いよいよ東京での開催。
閉会式では、
日本のアニメ・ゲームカルチャー×1964年東京五輪ビジュアルオマージュ、
照明・映像などのテクノロジー×競技が模された肉体表現のダンス などが融合した
“クールジャパン全開”で表現されたプレゼンテーションにより、
新しい日本像が世界に示されたと思います。
 
前回の戦後復興の時期に行われた1964年の東京五輪では、
ご存知のとおり、新幹線などの鉄道や首都高速という「インフラ」が整備され、
まちが劇的に変化し、“新しい時代が拓いた”印象が強く残るものでした。
 
2020年の開催までのこれから4年、
あたらしいモノが生みだされる熱量を日々感じながら、
1964年のような時代の勢いを追体験することができるのでは、とワクワクしています。
 
実際、鉄道・道路などのインフラ整備が進んでおり、
さまざまな動きが具体化していますが、
個人的にはハード面よりも「ソフト面」について注目しています。
 
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現在、世の中で当たり前に使われている施設などをあらわすピクトグラム。
1964年の東京五輪の際、
今回の誘致の際にも話題となった日本人の「おもてなし」の精神から、
言葉ではなく万人が分かる方法をと、生まれたものでした。
そして、そのピクトグラムは人の優しさを感じる、
すばらしいデザインで表現されています。
 
2020年東京五輪では、「スマートホスピタリティ」と題し、
多言語音声翻訳システムやロボットによる応対でのスムーズなナビゲーション、
購入履歴/移動履歴などのビッグデータによる付加サービスなど、
さまざまなコミュニケーションのためのしくみが検討されています。
 
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直接人が関わるものではなく、システムにより実現されるものですが、
1964年当時と変わらない、
日本人ならではの「おもてなし」の発想で機能が「デザイン」され、
体温を感じるコミュニケーション手段として、世の中に広がることを期待してなりません。
 
アスリートの皆さんの活躍とともに、4年後が楽しみです。

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