所長と所員によるブログ『今日も未来をゆく』

賃貸住宅未来研究所所長と所員が未来を求めてさまようコーナー。世の中の求める未来はSF映画にある様な「近未来」か、はたまた自然と共に生きる「共存」か・・・所長や所員が話題の場所に足を運び、感じたことを綴ります。

所員編

第7弾
未来感半端ない「乗り心地」!?

2015.04.13

賃貸住宅未来研究所 所員の水島です。
 
桃太郎 : 携帯電話を耳にあてる。
浦島太郎 : 「何そのポ~ズ~! 未来感、半端ねぇ~!!」
最近まで私が気になっていた、auスマホのCMだ。
 
日常で半端ない未来感を感じることはあまりないが、つい先日、衝撃的な出来事があった。
それは青山にある電気自動車メーカー、TESLA(テスラ)のショールームでのこと。
 
少し前に大森所員が車の自動運転から未来を語っていたが(第2弾)、私は電気自動車に対してエンジンがモーターに変わり排気ガスを出さず静かに走る、大人しく行儀の良い車のイメージしか持っていなかった。
しかし、TESLAの最新モデル MODEL Sに出会い、そのイメージを大きく覆された。
その流線型のフォルムは、スーパーカー世代で車好きである私の心を鷲づかみにした。
超~カッコイィ!!
 
車の形をしたキーを近づけるだけで、ドアに納まっていたノブがニョッキっと飛び出す。
普段はドアノブを収納することで空気抵抗を減らし、且つ防犯性を高めているのだそうだ。
また、エンジンがあるはずのボンネットを開けると、大きなトランクになっていた。
しばらくすると、見るからに精悍な走りを予感させる真っ赤な試乗車が店の前につけられた。
 
車体とボンネット
 
私は興奮を抑えきれないまま、運転席に滑り込んだ。
キーを持って運転席に着くと、自動的に電源がオン!
高級感漂うレザーの運転席には、ディスプレイの数々が目の前に広がる。
エアコン、オーディオ、カーナビ、シートヒーター、ルーフウインドウの操作にいたるまで、
基本的な操作は中央にある17インチのタッチスクリーンの上で指を滑らせるだけで可能だ。
 
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アクセルを踏みこむと、音もなくスーーーーーーーーーーっと滑り出し、あっという間に制限速度目いっぱいに達した。
見慣れた青山周辺の景色が、あっという間に後ろに流れて行く。
しかも、落着いた走りのスピード感はいつもと全く違う初めての感覚だった。
心地よい胸の高鳴りと手にかいた汗を感じながら、無事にショールームの前に帰還した。
 
この衝撃的な試乗から、CEOであるイーロン・マスクという人物に興味が沸いてきた。
調べてみると、彼はネットの決済システムを運営するPaypalの創業者であり、シリコンバレーでエンジニア数名が立ち上げたベンチャー企業のTESLAに出資し、経営に参画したとのこと。
世界中の自動車メーカーが巨費を投じ、ハイブリッドや水素電池・電気自動車の開発を進める中、ベンチャーのTESLAがパソコン用のバッテリーを大量に積んだ電気自動車を実現したのだ。
 
試乗して分かったのは、『全く車に対する概念が違う』ということ・・・、
自動車メーカーは、車にコンピュータを積んだが、TESLAはコンピュータにタイヤをつけた。
その開発アプローチの違いが、プロダクトの違いとして大きく現れている。
 

スケルトンモデル

スケルトンモデル


 
賃貸住宅の企画に携わる私には、この開発アプローチの違いによるプロダクトの違いは衝撃的だった。住宅にコンピュータを組み込むのではなく、コンピュータに住宅を組み込む発想・・・「賃貸住宅の未来」を創造する上で非常に貴重な体験となった。
 
CMで見た浦島太郎が感じた「半端ない未来感」は、
自分の前に圧倒的なスピードと快適な乗り心地とともにやって来たのだった。

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